公益社団法人 日本国際生活体験(EIL)

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増成 涼太(2015年度アメリカ派遣生)

Life is Beautiful. に気付いた10ヶ月

留学に興味を持ち始めた時期ときっかけを教えてください。

留学に興味を持ち始めたのは中学2~3年生のころです。小学2年生からダンスをやっていて、洋楽の歌詞に出てくる言葉や気持ちを、その言語のままで理解したいとずっと思っていました。ダンサーになりたいという夢があって、英語を話せたらもっと世界と繋がることができるはずや!と考えたことがきっかけです。学校に紹介してもらった団体の中で唯一アメリカへ行くことができるのがEILだったので、EILの交換留学を受験することに決めました。ペーパーテストに不安がありましたが、集中して勉強したところ、合格することができました。

アメリカを選んだ理由は何ですか。

自分の大好きなダンスが盛んなことと、人と話すための英語を習得したかったからです。ダンスを通して人と繋がりたかったし、実際に英語を使って10ヶ月間生活することで、言葉だけやなくて仕草とかハグの習慣も自分のものにしたいという思いがありました。

出発前にどんな勉強をしましたか。

英検準二級を取りました。それからEILの通信教育を活用して、英語で説明する方法などを勉強しました。EILの試験に合格した喜びがエネルギー源で、課題に全力で取り組んだところ、返信した回答の文章がすごい分量になって驚かれたことも思い出です。

ホストファミリーとはどのように過ごしましたか。

ホストファザー、マザー、1才下の高校生のブラザー、ペットの猫と一緒に生活していました。ブラザーが自分と同じダンサーで、日本語好きで、仏教徒になりたかった!という人でした。学校ではいくつか同じ授業を取って助けてもらい、家では僕が日本語を教える、つまりお互いが先生であり、生徒である良い関係です。さらに、ダンスという共通の表現方法があったことも、心が近づくきっかけになっていたと思います。それからマザーが三回くらい結婚していて家族がたくさんいたので、ハロウィンやクリスマスにはみんなが集まってパーティーをしていました。

到着時の英語レベルはどのくらいでしたか。また、伸ばすために何をしましたか。

日常会話は問題なく普通にできるくらいでした。
ホストファミリーや友達が、僕や日本のことに興味をもってたくさん質問してくれたので、それに答えることが話す練習になって、上達に繋がったと思います。相づちやしぐさなど、リアクションもどんどん覚えて真似して、会話を楽しんでいました。

ホストスクールでの様子や授業などについて教えてください。

ホストブラザーと一緒に世界史や化学の授業を受けて、EILのOB/Gや学校に勧められた数学と体育、あとは英語と演劇のクラスを選択しました。 実は、通学開始前にホストスクールで受けたテストが、(A~Fの評価で)D,E,Fばかりという散々な結果で、このままでは交換留学生の資質として不足があると、一時は現地コーディネーターやEILのスタッフが帰国も検討していました。ところが! 2,3日後、ホストスクールからホストマザーに電話が入り、「とにかく学校においで!」と歓迎されたんです。通い始めた教室でたくさん発言したところ、積極性が評価されたのか、期末の成績はAでいっぱいになりました。アメリカ人の我が強くて、たとえ間違った答えを言ったとしても笑わないし、むしろリスペクトするという文化も好きですね。

留学中、大変だったことはありますか。

ブラックジョークがわからなくて、笑えないしツッコミもできないというのは、関西人としてはほんまに辛かったです(笑)また、日本語だと遠回しに伝えるようなことでも、思ったことならストレートに伝えるという文化の違いに最初は戸惑いましたが、、それはそれで素敵だなと思いました。一方で、とにかく毎日が楽しかったので、ホームシックにはなりませんでした。

一番の思い出は何ですか。

タレント・ショー(学校のイベント)に出て、ステージでダンスを披露したことです。初めて一人で踊ったあの5分間は、とても印象深くて忘れられません。結果は年齢の関係もあって二位でしたが、審査員が大絶賛してくれて、審査そっちのけで動画撮りながら楽しんでいるのが見えました(笑)お客さんもすごく盛り上がってくれて、「自分はアメリカで通用するんや!」って自信になりました。

今振り返ってみて、自分にとっての留学とは何ですか

アメリカで10か月間生活したことで、世界にはいろんな人がいるのだと分かって、見える世界が広がりました。自分の目でいろんなものを実際に見て、そこで初めて知ることがあるから、行ってもないのに決めつけるのはよくないと思います。また、日本好きのアメリカ人たちと交流して、日本だってカッコイイんだ!COOL JAPANってこういうことなんだ!ということを実感しました。日本にいたら当たり前なものが、外から眺めてみるとまたちがって見えることも、留学して分かったことの一つです。自分自身の価値、周りへの感謝、恩返しの意識の意味も含めて、僕の留学には「Life is beautiful に気付けた10ヶ月」と名付けました。

これから留学する人へ一言お願いします。

留学したら、なんでも挑戦してください!
「視野を広げる」という経験の中には、楽しいことだけやなくてつらいこと、イメージと違うこともあります。だけどこの留学は、高校生の10ヶ月は、この1回しかないからね。
日本の家や学校におってもわからんことがあるし、外に出たら一個一個が新鮮で、その時は興味ないことでも後々何かしら自分の役に立ちます。だから僕は友達やホストファミリーから何かに誘われたら絶対行くようにしていました。色んな所行って、人と出会って、とにかくチャレンジしていけば、きっと何か得るものがあるはずやで!頑張ってな!!

増成 涼太
2015年度アメリカ派遣生

大阪府東大阪市出身。大阪夕陽丘学園高等学校2生時の夏より、EIL高校生交換留学プログラムでアメリカのカリフォルニア州サンノゼに10ヶ月留学。帰国後3年生に進級。現在フリーのダンサーとして活動中。